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実験期間は、平成25年11月1日から「当面の間」の予定です。

2015.12.02(水)事務局委員会メンバー紹介

参加型計画委員会メンバー紹介

毎月1名ずつ、委員会メンバーが活動にかける思い、自己アピール等をリレーしていきます。

“参加型計画委員会メンバー紹介” への24件のフィードバック

  1. 事務局 より 

    【松尾 環】
    私は行政の防災計画検討や災害教訓の伝承活動支援等、防災関係の業務に主に携わっています。『防災は行政が行うもので、参加型計画と関係あるの?』と思われる方も多いかもしれません。実は大いに関係すると私は考えています。行政による防災対策の限界が言われ、“自分の身は自分で守る”という考えも広まってきました。ですが、どうしたら守れるのかというとなかなか難しく、市民と行政が連携や役割分担しながら、地域の実情に応じて取組みを行う必要があります。地震・津波、水害、土砂災害、火山など様々な自然災害のリスクがある日本で地域防災力を高める取組みを、参加型手法のノウハウも活かしながらお手伝いしていきたいと考えています。


    [2015/06/22 22:43]
  2. 【高橋 富美】 より 

    都市計画関連、まちづくり、景観、バリアフリーといった多分野の業務を担当しており、社内の「何でも屋」になっています。行政のお手伝いをさせて頂いていますが、実際に地域の人と一緒に、どのような課題解決策があるのかを考える機会が多く、思うようにいかないことも多々ありますが、みんなとワイワイ言いながら検討を進めるのが、今の仕事の魅力だと思っています。この業界に入って20年程たちますが、入社当時と較べると、社会状況、住民の方の意識は大きく変化しており、まちづくりや住民参加のあり方も、日々、勉強の毎日です。様々な手法、効果検証方法等ありますが、最終的には、行政もコンサルタントも住民も、そのまちを良くしていきたいという共通の目的に向かって、一緒に楽しく進めることで、何かが生まれるのではないかと思う今日この頃です。


    [2015/11/04 16:56]
  3. 浅野 正史 より 

    私も、都市計画、公園分野を手始めに、環境整備、地域活性化、維持管理など多分野の業務に関わってまいりました。住民参加、市民参画についてもハード整備からソフト分野、仕組みづくり・組織づくりまでだんだんと携わる業務の質も変化してきております。それぞれのプロジェクトで求められる成果も地域の状況も異なり、前にやったことをそのまま当てはめても必ずしもうまくはいかないのは当たり前で、いつもオーダーメードで探り、考え、実行し、ふりかえるといった繰り返しの中で苦労しつつ、楽しんでいます。行政、住民の方々など多くの方々と接するプロジェクトが多いですが、叱られたり、助けられたりしながら少しでも地域のためにお役にたてればと思いつつ日夜頑張っております。


    [2015/11/11 09:52]
  4. 【伊藤 将司】 より 

    今年度より参加型計画専門委員会の委員長をやっています。専門は都市計画・交通計画の分野で、その分野の参加型計画にもいくつか携わってきました。その中で計画や事業に参加した方々の意見を実現化し、活動を継続させていくためには、何が必要なのかを考えてきました。活動が継続している事例とそうでない事例を比較分析すると「人:中心人物と参加者の拡大」、「意識:活動目標と信頼関係」、「環境:参加の場の運営」にポイントがありそうなことが分かりました。このようなポイントも意識しながら、市民主体の活動がどんどん継続拡大していく市民参加の場を支援していきたいと考えています。


    [2015/12/02 16:28]
  5. 【今井 稔】 より 

    私は、居住地域のお祭り・清掃・防災訓練等の運営支援や広報資料作成といった地域支援活動には積極的に参加するようにしています。
    それは、これら地域支援活動を通して、参加されている住民の方々と同じ目線で、地域のあり方を考える機会が得られるし、住民参加はどうあるべきかを考える機会にもなるからです。
    今後も地域支援活動を通して得られる知見をもとに、様々な場面で住民参加に携わる参加型計画委員会メンバーと議論し合い、よりよい参加型計画手法の提案ができればと考えています。


    [2016/01/05 21:37]
  6. 【今林 周次】 より 

    私は東日本大震災後、復旧支援及び復興まちづくり事業関連で岩手県沿岸北部に常駐し5年が経ちます。差異はあるものの、被災地では各種事業が進み、被災者の生活再建が見え始めた状況です。
    昨今思うのですが、ある意味特殊かつとにかく「急げ急げ」の復興事業でも、”丁寧な説明を通じた市民理解”や”適切な範囲での市民意見の反映”が、今後の市民と行政との相互理解、更には地域の活性化と自立につながっていくと感じます。
    様々な専門分野、キャラクターを持つ委員会メンバーと協力、切磋琢磨しながら、社会資本整備における参加型計画の適用と効果について提案していきたいと考えます。そうでした。私、当委員会の副委員長です。よろしくお願いします。


    [2016/04/16 11:00]
    • okmura ikuo より 

      貴重な体験等を通じて、進化している社会資本整備における参加型計画の適用と効果に期待しております。


      [2017/08/10 11:48]
      • 今林 周次 より 

        オカムラ様

        ご無沙汰しております お元気ですか? コメント第1号、ありがとうございます。
        現在当委員会では、社会資本整備における住民参加の効果について、直接的な経済効果に加え社会的な波及効果を含めて、関係者の”参加型”で、”見える化(貨幣価値化)”し評価する(SROIと称される)手法の適用を検討しています。
        ボランティアで地域活動をされている団体のご協力をいただき、実際にこの手法で評価を試みてみましたが、効果を”見える化”するだけでなく、”参加型”で評価することで、活動のみならず団体の活性化につながること、また将来的な活動の目標設定とPDCAの実践にも有効であることなど、結構幅広く活用できることがわかりました。引き続き、建コン業務への適用、あわゆくば業界の新たなビジネスモデルへの展開まで発展させていければと考えています。
        実はこの成果の一端を、来たる9/4当委員会主催の大阪講習会でご披露するんですよ!

        この委員会は、建コン協会員を中心とした交流の場となることを基本スタンスとして、このSROIのような、業界の今後の為になる(と確信する)一歩先を行く活動を続けています。
        引き続きのフォロー、コメント、よろしくお願いします。


        [2017/08/10 21:46]
  7. 【上西 和弘】 より 

    私は、交通計画や交通安全計画、道路整備計画を専門としておりますが、仕事を続けていると、いろんな仕事が舞い込んできます。昨年度は、交通安全対策の委員会で知り合ったとある市から、「道路整備に併せたまちづくりを進めるため、住民参加型の協議会を立ち上げたいので協力して欲しい。」との依頼を受けました。行政と市民が意見を出し合える場の構築に携わってみて、改めて、公共事業は市民の協力なしには実現しないことを実感しました。
    当委員会では、社会資本整備における参加型計画の適用と効果について検討を進めていますが、今後も仕事を進めていくうえで活用していけることと意識して参画していければと考えています。


    [2016/05/28 15:33]
  8. 大島 明 より 

    昨年度まで10年間当専門委員会の委員長をしていましたが、還暦を向かえ委員長を退任し現在は委員として残留しています。専門分野は道路計画ですが、高速道路網の整備計画から公共施設デザインまで幅広い対応をしています。
    参加型計画との出会いは、交通バリアフリー法成立後の計画づくりのワークショップで利用者の視点から施設を見直すことでした。多様な視点を持つことでよりよい社会資本整備が出来ることを実感しました。その後、様々な参加型計画の場に参加させていただき、合意を形成することもさることながら、住民の社会参加自体が社会資本整備のプロセスとして重要なこと、参加者が「腑に落ちる」計画づくりが重要なことなどを学びました。
    いま、時代は社会インフラマネジメントや観光まちづくりなど、これまでとは異なる課題を解決しなくてはならなくなっています。行政任せではこれらの課題は解決しません。多くの関係者がプレーヤーとなって社会を支えていく必要があります。その主役が個々の役割を楽しく果たせるような環境づくり・・・これがコンサルタントに求められているのではないかと思っています。


    [2016/06/27 15:46]
  9. 筧 文彦 より 

    専門は都市計画・交通計画の分野で、比較的都心部の仕事をさせていただく機会が多いです。仕事のなかでは、やはり研究会やワークショップ等を経て、地元の方、交通事業者の方、自治体の方等、様々な立場の方々の合意形成を図る場面が欠かせません。
    社内の先輩の紹介で当委員会に参加させていただいてから早5年が経ちましたが、メンバーには、このメンバー紹介リレーをご覧いただいてもわかるように、防災、景観、地域活性化、復興、道路整備、バリアフリーなど多岐にわたる分野での、参加型計画のエキスパートが集まっています。マニュアルを読むだけではわからない深い知識にたくさん触れさせていただいています。参加型計画に興味のある方、ご相談事のある方は是非コンタクトいただければ、世界が広がると思います。


    [2016/12/07 17:41]
  10. 鈴田 裕三 より 

    入社は平成7年で、長良川河口堰の本格運用が社会問題となり、公共事業の説明責任の重要性が急速に高まった頃でした。その後、洪水対策、ハザードマップ、防災計画等の業務を通じて行政や住民と対話しながら仕事をする中で、多くの人が集まる活動ではコーディネーターの役割が重要であることを強く感じました。そんな時に出会ったのが当委員会です。多くの委員が地域と向き合い、いろんな知恵を出して前に進んでいく姿に大きな刺激を受けました。
    現在、私は広報WGの担当で、SNSを活用した情報提供の実験などを行っています。今後は、参加型計画の活動を推進するための原動力の一つとして、広報のあり方を追求していきたいと思っています。


    [2017/04/10 16:21]

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